AT/ASSYを車体から外す作業工賃は車種により異なります。
外したATスタンドに設置しオイルパンを外します。
外したオイルパンに溜まっていたスラッジやディプリスでATの状態をある程度把握する事ができます。
オイルフィルター、TCCソレノイドサーキットをコントロールバルブASSY(フロントオイルポンプ)から外します。
電磁弁なので通電テストを行い作動が鈍い場合は新品に交換します。
コントロールバルブに付属し油圧の制御を行っているアキュムレーターと呼ばれる部品を分解しながらバルブボディーから外します。中にはピスンが入っていて油圧保持のためのオイルシールリングが使われています、OHでは必ず交換します。
ケースからコントロールバルブを外すとケース内に残留していたATFがこぼれてきます、このATFは焦げ臭いの何速かのファイバープレートが焼けているのだと思われます。
2速3速用のサーボをケースから外したいのですがグリーンのラバーリングがケースとカバー二つの溝にガッチリ入り込んで外れません。
ラバーの伸縮性を利用しリングをえいっ!と伸ばし細くしておいてさっさとカバーを外しのがコツ。
3個のピストンが一体となり油圧により作動しています、ピストン一つ一つにオイルシールが使われていますが状態により再使用してしまうとピン。交換が当たり前の消耗部品類なんです。
2-3サーボを外すと2-4速ブレーキバンドが緩むのでフロントオイルポンプを外す事ができます。2-3ブレーキバンドは次回にお見せできる予定です。
部品名点数が多くとてもじゃありませんが書ききれないのでこれで勘弁してください。
コントロールバルブ内の画像です
右は名称になります。
何がなんだか?かもしれませんが暇な時に読んでください。
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